宅地の評価

ここでは宅地の評価について市川の皆さまにご説明いたします。

宅地の評価方法については、使用条件によって下記の方法で評価します。

①「路線価方式」路線価×各種補正率×地積
…市街地的形態を形成する地域の宅地

②「倍率方式」固定資産税評価額×倍率
…①以外の地域の宅地

• 自用地評価額×（１－借地権割合）

借地権の設定について、権利金の支払いに代わり、その土地の価額に対して相当の地代の支払い（自用地評価額の概ね年6％程度相当額）がある場合について

a)地代相当を収受している場合

• 自用地としての評価額×80％　

b)地代の支配はあるが、上記aのように地代相当額に満たない場合。下記のうちいずれか低い金額を適用。

1. 自用地としての評価額×80％
2. 自用地としての評価額－自用地としての評価額×借地権割合×【1－｛（実際に支払っている地代の年額－通常の地代の年額） ／（相当の地代の年額－通常の地代の年額）｝】

• 自用地としての評価額×80％

注意）このケースでは、通常地代以上（固定資産税相当額の2.5～3倍程度）の地代を受け取る必要があります。

• 使用貸借により貸し付けられた宅地等…自用地としての扱いになる
• 貸家建付地（貸家の敷地用に使用される宅地）…自用地評価額×（１－借地権割合×借家権割合）
• 貸家建付借地権（貸家の敷地として使われる土地の借地権）…自用地評価額×借地権割合×（１－借家権割合）×賃貸割合

• 自用地評価額×借地権割合

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