相談事例

テーマ - 市川 錦糸町 相続遺言相談室 - Page 10

市川の方より遺産相続に関するご相談

2021年06月05日

Q:遠方にある不動産を遺産相続する事になりました。手続き方法について司法書士の先生にアドバイスいただけますでしょうか。(市川)

 

市川に住む父が亡くなり、先日葬式を無事終え、遺産相続手続きを進めています。

父の財産の中に成田市内の自宅があり、話し合いの結果、私が相続することになりました。私は現在九州に住んでおり、このご時世もあって市川まで出向くことは難しい状況です。

不動産相続の手続きは遠方から行うことも可能でしょうか。どのような手続きになるか教えていただけますでしょうか。(市川)

A:不動産の遺産相続の手続きはオンラインや郵送で申請することも可能です。

 

不動産相続の手続きはその不動産の所在地を管轄する各法務局(支局・出張所)で相続登記申請を行います。不動産の管轄は法務省のホームページに掲載されていますので、相続する不動産の所在地の法務局を確認しましょう。

不動産相続手続きの申請方法には窓口申請、オンライン申請、郵送申請がございます。各申請方法についてご説明いたします。

  • 窓口申請:管轄の法務局へ出向いて窓口で申請します。平日の各法務局が開所している時間に行く必要があります。万が一記載ミスがあった時にも窓口受理の段階で指摘してもらい、対応することができます。
  • オンライン申請:インターネットを利用し、オンラインで申請します。ご利用のパソコンに「申請用総合ソフト」をインストールして登記申請書を作成し、その情報を管轄の登記所に送信します。オンライン申請は日本全国の法務局で対応しており、遠方の不動産の手続きでも費用や所要時間の差はほぼありません。なお、オンライン申請は利用できる曜日、時間が決まっておりますので、各法務局のホームページにてご確認ください。
  • 郵送申請:申請書を作成し、郵送で送付します。不動産が遠方である、パソコンは不慣れであるという方におすすめです。ただし、万が一申請内容に間違いがあった場合、送り返してもらい、再度郵送しなければならず、時間と労力が倍以上かかってしまうことがあります。

また、不動産登記申請には規定が多くあり、厳しくチェックされます。たとえ小さなミスであっても法務局で修正することは出来ないため、法務局と何度もやりとりをしたり、申請自体をやり直さなければいけなかったりと、想像以上に労力を要することがあります。なお、確実に送付するため、簡易書留以上の方法で送付することをおすすめします。

遺産相続の手続きは慣れない手続きもおおく、ご自身で進めるのが不安、心配という方は専門家に相談することも一つの手です。

市川近隣にお住まいの方で相続に関するご心配事やご相談がございましたら、お気軽に市川・錦糸町相続遺言相談室へご相談ください。

初回は無料にてご相談をお受けしております。

市川の皆さまからのお問い合わせ、ご来所を所員一同お待ちしております。

市川の方より相続についてのご相談

2021年05月10日

Q:父の財産を相続することになりました。司法書士の先生、相続手続きを終えるまでのおおよその期間について教えてください。(市川)

私は市川の実家で父と二人暮らしをしている50代の女性です。先日のことですが父が突然亡くなり、葬式は慣れ親しんだ市川の実家でしめやかに営みました。父には預貯金と私たちが住んでいた市川の実家があり、すでに母は亡くなっているので私がその財産を相続することになります。これらの財産を相続するためには相続手続きをしなければならないと思いますが、一人でやることになるのでどれくらい期間がかかるのか予想がつかない状態です。相続手続きを終えるまでどのくらいかかるものなのかを行政書士の先生に教えていただきたいです。(市川)

A:相続手続きを終えるまでの期間は、相続する財産の種類により変動します。

結論から申しますと、相続手続きを終えるまでの期間に関してはどのような財産を相続するかによって変動します。ご相談者様のケースですと預貯金と不動産を相続されるとのことですので、今回はこの2つの手続きに絞ってご説明いたします。

【預貯金(金融資産)の手続き】

預貯金を相続するにあたっての手続きとしては、お亡くなりになった被相続人(お父様)の口座を解約し、口座にあった預貯金を相続人の口座に振り込んでもらうことになります。その際に準備することになる書類は以下の通りです。

  • 戸籍謄本一式
  • 遺産分割協議書
  • 印鑑登録証明書
  • 各金融機関の相続届 等

上記の書類は遺言書がない場合に準備することになるもので、遺言書がある場合や金融機関によって提出を求められる書類は多少異なります。ホームページなどであらかじめ確認しておくと良いでしょう。手続きの完了までにかかる期間は、資料の収集と法務局への申請を合わせて最長でも2ヶ月半程度とみておけば問題ありません。

【ご実家(不動産)の手続き】

ご実家を相続するにあたっての手続としては、お亡くなりになった方が所有する不動産の名義を相続人の名義へと変更することになります。その際に準備することになる書類は以下の通りです。

  • 戸籍謄本一式
  • 被相続人の住民票除票および相続人の住民票
  • 遺産分割協議書
  • 印鑑登録証明書
  • 固定資産税評価証明書 等

手続きの完了までにかかる期間は預貯金の手続きと同様、最長でも2ヶ月半程度とみておけば良いでしょう。

このように2種類の財産を相続するだけでも、手続きを完了するまでにはそれなりの日数がかかります。そんな時はぜひ市川錦糸町相続遺言相談室まで、お気軽にご相談ください。市川錦糸町相続遺言相談室では市川にお住まいの方をメインに、遺産相続に関するお悩みやお困りごとをサポートしております。初回無料相談を行っておりますので、スタッフ一同、市川にお住まいの皆様からのお問い合わせを心よりお待ちしております。

市川の方より遺言書についてのご相談

2021年04月08日

Q:私が死んだ後、財産のことで子どもたちに揉めてほしくありません。ぜひとも司法書士の先生に遺言書の作り方を教えていただきたいです。(市川)

司法書士の先生、はじめまして。私は祖父の代から市川に住居を構えているものです。今年で傘寿を迎えますが、おかげさまで体の不調もなく毎日元気に過ごしております。 ですがこのご時世、いつ自分の身に不幸が降りかかるかわかりません。私には代々受け継いできた市川の土地と建物、いくらかの預貯金があるので、元気なうちに遺言書を作成し安心して余生を楽しみたいと考えております。
早くに妻を亡くしているため推定相続人は3人の子どもたちになると思いますが、どんなに仲の良い家族でも相続が絡むと揉めるという話を知人から聞きました。死後のこととはいえ、できれば子ども同士で揉めてほしくないというのが私の本心です。
初めての遺言書作成でわからないことばかりですが、円満な相続手続きができるようお力を貸していただけると幸いです。(市川)

A:お子様たちが揉めなくて済むように、ご自分の率直な気持ちを記した遺言書を作成しましょう。

ご相談ありがとうございます。
お子様同士で揉めてほしくないとのことですので、法律の専門家に相談しつつ、ご相談者様が納得できる内容の遺言書を作成していきましょう。
なお遺言書を作成することで、所有する財産の分割内容をご自身で決定することが可能になります。

ご相談者様のケースですと、主な相続財産は不動産になるかと思われます。
不動産がメインの相続はどんなに仲の良い親族でも揉めてしまうことがあるといわれていますが、ご安心ください。遺言書があればご相談者様の死後、遺産分割協議をせずに遺言書の内容に従って相続手続きが実行できるため、お子様同士のトラブルを回避できる可能性があります。
後々起こりうる相続トラブルの有効な対策として、ご相談者様が元気なうちにご自分の気持ちを率直に記した遺言書を作成しておきましょう。

ここで遺言書の基礎について簡単にご説明させていただくと、遺言書(普通方式)には大きく分けて以下の3種類があります。

①自筆証書遺言 遺言者が自筆で作成(財産目録はその限りではない)。費用も掛からず手軽ではあるものの、遺言方式を守らないと無効になる。また、開封する際は家庭裁判所にて検認手続きが必要。
※2020年7月より法務局で保管できるようになり、保管申請をした自筆証書遺言に関しては家庭裁判所における検認手続きは不要。

②公正証書遺言 公証役場にて公証人が作成(要費用)。遺言書の原本は公証役場で保管されるため、紛失や偽装のリスクがないおすすめの遺言書。

③秘密証書遺言 作成は遺言者自身が行うが、その遺言書の存在を公証人が証明する方法。遺言者以外が内容を知ることはないが、ほとんど利用されていない方式。

確実に実行される遺言書を残したい場合は、方式不備による無効を回避できる②の公正証書遺言で作成するのがおすすめです。遺留分制度(遺産の一定割合を相続人が受け取れる制度)についてきちんと考慮した遺言書を作成しておけば、ご相談者様が危惧されているお子様同士のトラブルも回避することができます。
また、法的効力はもちませんがご相談者様のお気持ちなどを「付言事項」として記載することもできるので、最期に伝えたいことがあれば忘れずに書き記しておきましょう。

ご自分の死後、大切なご家族が財産のことで揉めてしまうのは心苦しいものがあるかと思います。遺言書作成に限らず相続全般に関するご質問・ご相談のある方はぜひ、市川・錦糸町相続遺言相談室までお気軽にお問い合わせください。
市川・錦糸町相続遺言相談室では市川近郊にお住まいの方を中心に、市川の地域事情にも精通している法律の専門家が相続に関するサポートをさせていただきます。
初回相談は無料ですので、スタッフ一同、市川にお住まいの皆様からのお問い合わせを心よりお待ちしております。

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(2023年4月毎週金曜日掲載)

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