
相続手続き
2022年05月06日
Q:実母の再婚相手の相続が発生した場合、私は相続人になりますか?
(市川)
先日、実母の再婚相手の方が亡くなりました。実母は私が成人した後に再婚し、市川で暮らしていました。再婚したのは私が家を出た後だったためその方とは一度もお会いしたことがありませんでした。今回の相続にも私は関係ないという認識でいたのですが、母から私もその方の相続人になるので、相続手続きを頼みたいと言われました。私も現在は家庭があり、市川から離れたところに住んでいるため、実母の再婚相手の方の相続手続きを進めるために市川へ出向くのは難しい状況です。それ以前に、私は再婚相手の方の相続において法定相続人になるのでしょうか。(市川)
A:再婚相手の方と養子縁組していない場合は、ご相談者様は相続人にはなりません。
今回のケースでは、ご相談者様は実母の再婚相手の方の法定相続人ではありません。
しかし、ご相談者様が再婚相手の方と養子縁組してる場合には相続人となります。ご相談内容からお母様が再婚されたのはご相談者様が成人された後という事ですので、成人が養子になるには養親または養子が養子縁組届の届け出をし、両方が自署及び押印をする必要があります。ですから再婚相手の方と養子縁組したかについてはこういった手続きを経ているかどうかになりますので、ご相談者様の方でお分かりかと思います。
相続において、法定相続人となれる子は被相続人(今回の場合はご相談者様のお母様の再婚相手の方)の実子または養子に限ります。
もし、再婚相手の方と養子縁組している場合には相続人となりますが、被相続人の方の相続をしたくないというご意向でしたら、相続放棄の手続きを行うことで相続人ではなくなります。ただし相続放棄の手続きは期限がありますので、万が一被相続人の方と養子縁組をしているという場合には早めに手続きをする必要があります。
市川錦糸町相続遺言相談室では、市川をはじめ、市川近郊の皆さまの相続手続きのサポートをしております。日頃より市川の皆さまから相続に関するご相談を多くいただいております。ご相談者様のようにご自身が相続人になるのか?といったお問い合わせについても個々のご状況についてお話しを伺い、丁寧に対応させていただいております。市川または市川近郊にお住まいの皆さま、または被相続人が市川にお住まいの方の相続に関するお困り事でしたら、お気軽に市川錦糸町相続遺言相談室へお問い合わせください。初回は完全無料でご相談をお伺いしておりますので相続について少しでもご不安な方はお気軽にご活用ください。
2022年03月01日
Q:私の相続が発生した場合、別れた妻は相続人になるのでしょうか。司法書士の先生、教えてください。(市川)
私は市川のマンションで内縁関係にある女性と暮らしている60代会社員です。最近大きく体調を崩したこともあり、自分が所有している財産をどうするべきか考えるようになりました。
私には10年前に別れた妻がいるのですが、その理由が理由でしたので、万が一にも自分の財産が彼女にわたるような事態は避けたいと考えております。
私の身にもしものことがあり相続が発生した場合、別れた妻は相続人として財産を受け取る権利があるのでしょうか?ちなみに私と別れた妻の間に子供はおりません。(市川)
A:ご相談者様の相続が発生したとしても、別れた奥様は相続人にはなりません。
被相続人(今回ですとご相談者様)の配偶者として相続人になるのは、法律上の婚姻関係にある方です。よって、すでに離婚されている奥様が相続人となることはありませんので、どうぞご安心ください。
また、別れた奥様との間にはお子様がいらっしゃらないとのことですので、お子様を通してその奥様に財産がわたる心配もないといえるでしょう。
なお、ご相談者様がこのままお亡くなりになった場合、所有していた財産は民法によって定められた法定相続人が承継することになります。
〔法定相続人の順位〕
- 第一順位…被相続人の子もしくは孫(直系卑属)
- 第二順位…被相続人の父母もしくは祖父母(直系尊属)
- 第三順位…被相続人の兄弟姉妹もしくは甥姪(傍系血族)
※配偶者は常に相続人となるため、順位の定めはありません
今回のケースですと第一順位の相続人は不在ですので、第二順位であるご相談者様の父母(亡くなっている場合は祖父母)が相続人として財産を承継します。
もしもご相談者様が内縁関係にある女性にご自分の財産を残したいとお考えの場合には、公正証書遺言で遺言書を作成しておくと良いでしょう。内縁関係にある女性には相続人として財産を受け取る権利はありませんが、遺言書を作成しておけば相続が発生した際に受遺者として財産を受け取ることが可能となります。
市川錦糸町相続遺言相談室では、市川をはじめ市川周辺の皆様の頼れる専門家として、相続・遺言書作成に関するお悩みやお困り事の解決をサポートしております。
初回相談は完全無料で対応させていただきますので、どんなに些細なことでもまずはお気軽にご相談ください。豊富な知識と経験を持つ司法書士が懇切丁寧にお話しをお伺いいたします。
市川錦糸町相続遺言相談室の司法書士ならびにスタッフ一同、市川の皆様からのご相談を心よりお待ちしております。
2021年08月04日
Q:相続手続きの際に必要な戸籍が何かいまいちわからないので司法書士の先生に教えていただきたいです。(市川)
市川に現在住んでいる50代会社員です。市川市内の病院で先月父が亡くなりました。
相続人はおそらく母と私の二人のみだと思われます。
父の相続財産として市川にいくつかの不動産と預貯金がありました。
先日市川にある銀行へ準備しておいた父が亡くなったことが分かる戸籍と自分の現在の戸籍を提出しました。
しかし、それだけでは手続きができないと銀行側から言われてしまいました。
他にどのような戸籍が必要だったのかわかりません。
そのため相続手続きがなかなか進められずにいます。
司法書士の先生に相続手続きの際に必要な戸籍が何なのか教えていただきたいです。(市川)
A:相続手続きには様々な戸籍が必要になります。
この度は市川錦糸町相続遺言相談室へお問い合わせありがとうございます。
戸籍には様々な種類があるため混迷される方もいると思います。
相続手続きにおいて一般的に下記の戸籍が必要となります。
- 被相続人の出生から死亡までの戸籍謄本・除籍謄本・改正原戸籍謄本
- 相続人全員の現在の戸籍謄本
被相続人の出生から死亡までの戸籍にはお父様がいつ誰と誰の間に生まれて、兄弟が何人いて、誰と結婚して、子供が何人いるかといった細かい情報が全てが記載されています。
この戸籍によってお父様が亡くなった時点で配偶者はいないのか、子供はご相談者様以外いないのかを確認することができます。
万が一、お父様に隠し子や養子が存在した場合、ご相談者様以外にも相続が発生しますので、早めにお取り寄せることをおすすめします。
戸籍を取る際には必ず役所にて請求を行う必要があります。
通常亡くなった方の最後の本籍地を管轄する役所へ出生から死亡までに戸籍を請求することでその役所にある戸籍から出してもらうことが可能となります。
遠方に役所があり、直接役所に出向くことが難しい場合には郵便での請求の取り寄せが可能となりますので各種のホームページ等にてご確認ください。
たとえ、相続人が一人であったとしても戸籍謄本を揃える等、相続手続きには時間や手間がかかります。
しかし、そのためなかなか手続きが進まなく困っているという方も多数いらっしゃいます。
市川錦糸町相続遺言相談室では専門家による初回無料相談を行っております。
市川周辺にお住まいの皆さま、相続が開始したらまずはお気軽にご相談ください。
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